内科

鼻や喉に感染が生じ、炎症を引き起こします。症状には、咳、鼻水、鼻づまり、軽いのどの痛みや発熱があり、原因の9割以上はウイルスです。適切に治療しないと、気管支炎や肺炎に進行することもあるため、完治するまで無理をせず受診を続けることが大切です。発熱を含めた症状の経過を注意深く観察しましょう。

インフルエンザは、ウイルス感染によって発症し、1～5日の潜伏期間後に38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が急激に現れるのが特徴です。風邪よりも症状が重く、進行も早い傾向にあります。通常、健康な方は3～7日で回復しますが、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を引き起こすこともあります。感染力が強く短期間で広がるため、二次感染や合併症を防ぐためにも、早めの受診が大切です。

高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高くなる状態を指します。長期間放置すると、心臓や腎臓、血管に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中のリスクが増大します。高血圧の初期症状はほとんどなく、定期的な血圧測定が予防の鍵です。

糖尿病は、インスリンの働きが不足することにより、血糖値が高くなる病気です。初期段階では症状が軽いことが多いですが、放置すると合併症を引き起こすことがあります。特に、頻尿、喉の渇き、体重減少などが気になる場合は、早期に検査を受けることが重要です。

脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪の値が高い状態を指します。初期には自覚症状が少ないため、定期的な検査が大切です。放置すると、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。

胃腸炎や胃潰瘍、逆流性食道炎などの胃腸疾患は、食後の不快感や腹痛、胸焼けなどが特徴的です。生活習慣やストレスが原因で悪化することもあるため、早期の診断と適切な治療が重要です。